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2017 5月  カナダ
脳卒中からの回復はおもに最初の6ヶ月間におき、1年2年と経つとさらなる回復の見込みはほとんどなくなると考えられている。
脳卒中で手がまったく動かなくなってから23年後に突然動くようになった患者がみつかったらしい。
1979年 15歳だったその男性は父親の車に重いスーツケースを運び込んだあとしばらくして意識をうしなった。胸部動脈の圧迫が原因の脳塞栓症だった。

右脳の前頭頭頂部に広い梗塞が生じ左半身に重い麻痺が残った。

4ヶ月後になんとか支えなしに歩けるようにはなったが、肩と肘がすこし動く程度で左手指はまったく使えなくなった。

その後 2001年 ダイエットのために水泳を始めたところ、翌年に手の指がわずかながら動きはじめた。

2009年 本格的にリハビリを始め その2年後にはコインやクリップをつまみ上げられるまでになった。

このときの脳機能MRIを撮ったところ、両脳半球におよぶ広い活動域を確認できた。

何年経っても回復をあきらめる必要がないことを教えてくれた今回の事例は、脳卒中患者とリハビリ業界におおきな希望をもたらすことだろう...

だってさ(・ω<)